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朝晩少し気温が下がってきました。そこかしこで秋の気配が感じられるようになりました。庭の雑草群を見てみますと、イヌタデやエノコログサ、イノコヅチが勢力を増してきています。
イヌタデはかわいいピンクの花序が並んでいてこの季節ひときわ目を引くものとなります。群生する様子はまさに圧巻で雑草と呼ぶにはあまりにも惜しいものがあり、一種の風情を感じさせます。アカマンマともよばれ、子供のころ何かの雑誌でこの花序を集めて赤飯に見立てた遊びが記載されているのを思い出しました。
エノコログサは、その名前の由来が「犬コロ草」がなまったものとされているらしく、そういえば、ああ、なるほど、子犬のしっぽに似ているなあと思わず微笑んでしまいます。しかし、ネコジャラシという名前のほうがポピュラーでしょうか?子供のころとてもなじみのある雑草のうちの一つです。学校の帰り道に道端に生えてるこれを何本かとってきて野良猫と一緒に遊んだきおくがあります。また、穂だけをとって手に握り、にぎにぎとすると、生きている毛虫のように握った手の中からはいずり出てくるあそびもよくしました。エノロコグサ系(?)の草に関してはいろいろな種類があるようですが、茶色い毛の生えた大きなものは穂をとって茎だけにして鞭のように相手の素足(子供のころは、冬でも半袖半ズボンでした)にたたきつけて遊んだような気がします。結構痛く、あたったところは、みみずばれを起こします。エノコログサも単体では面白味がありませんが、群生する様子はイヌタデ同様なかなか感じさせるものがあります。
イノコヅチは、漢字で猪子槌と書くそうです。茎の節くれがイノシシの膝頭に似ていることかららしいのですが、この漢字からは何とも納得がいきません。そもそも、猪-子槌なのか、猪子-槌なのか?とすれば、膝頭は、子槌あるいは槌ということになりますが、両方とも膝頭の意味はあるのでしょうか?調べてみてもわかりません。ちなみに、子供のころは、「ひっつきむし」と呼んで忌み嫌っておりました。空地を歩くと必ず靴下にくっついてとるのに苦労しました。ひっつきむしは、そのほかに、アメリカセンダングサや、オナモミなどの衣服に付着する植物の種の総称でもありましたが、オナモミは別格でした。こちらのほうは、小学生の間で好まれており、爆弾と称して相手の背中めがけてなげつけます。くっつけられた本人は気づかず、うちに帰ってみて背中の大量のオナモミにびっくりするのです。
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